かつて経済が大きく成長していた時代は、人材の育成や社員教育に手間ヒマかけるよりも、新しい機材を次々に導入し、ある程度の品質を保証できれば安さで勝負することも可能でした。

しかし経済の発展が末端まで行き渡り、あらゆる分野で市場は飽和状態になり、その中で質の競争を進めたため商品は均質化してゆき、さらなる出口を求めて市場は差別化・多様化をはかったため、これまでのような対応では企業の発展は望めない社会になってしまいました。そんな中で、最後の切り札として脚光を浴びているのが「サービス」と考えております。「他社にはないサービス」「きめの細かいサービス」「人を心地よくさせるサービス」・・・物の品質ではなく、人の品質が、商品やサービスを購入する際の決め手とされる時代であると思います。

設備管理業務は、電気、空調、給排水等、多種多様の機器類にて、建築物が設計通り本来の目的を達成させるために、運転、監視を行う業務です。建築物の本来の目的とは、安全で快適な環境を提供し社会の発展に寄与することであると考えます。また、事業所によっては、最新鋭の設備が整っているところと、反対に、予算の関係等で、古い設備のまま更新されることなく、現在に至っているところもあります。

まさに事業所によってそれぞれですが、我々は、事業所の事情（古い新しいに関わらず）に関係なく、建築物本来の目的を達成させなければならないと考えます。総合設備管理で得た知識を生かし、それをノウハウとし、建築工事や電気設備、空調設備、給排水設備等の各工事に反映させたり、長期修繕計画書を作成し改善提案を行う目的でいわゆるビルメンテナンス業の領域に踏み込み日々躍進しております。

株式会社レイコーポレーションジャパン